「まず黒字!もっと黒字!ずっと黒字!」というのは、
黒字化の三段活用といったようなものです。
つまり、企業の成長ステージと経営者の姿勢に応じて、
我々がご提供するサービスを変えていきます。
これも藤屋伸二先生が解説するドラッカー理論を参考にさせて頂きました。
(ピンチ=チャンスということで。)
①【改善的なチャンス】
業績不振の企業は改善がチャンスに。基本プレーの構築と徹底。
②【付加価値的なチャンス】
業績が良くなってきたら、基本プレーの再確認と同時に、
強みを活かして専門化・多様化します。
③【革新的なチャンス】
変化が大きな環境では今までのやり方が早晩通用しなくなります。
自社を中期的に革新します。
この3段階を我々のサービスに置き換えます。
①【まず黒字!】
赤字企業や資金繰りを改善しなければならない企業は、
これまで勘で経営しているケースも多いため、
まずは月次決算→モニタリングという基本プレーを徹底するだけでも改善できます。
②【もっと黒字!】
これが出来るようになったら、次は短期経営計画を策定します。
未来から現在を考えると必然的にやることが見えてきます。
③【ずっと黒字!】
さらに中期経営計画で3~5年後を具体的に描いて、
短期計画に落とし込んでいきます。
事務所のホームページに、もう少し具体的に書いてあります。
宜しければご覧ください。
http://ozawamasato.tkcnf.com/pc/free6.html
これまでこの流れが整理できていなかったために、
お客様やスタッフとうまく共有できず、
その結果、ミスマッチを起こした気がします。
今年は、まず、三年後、五年後、十年後にどうありたいかについて、
お客様に聞かせて頂き、我々がお手伝いできることをお話しさせて頂きたいと考えています。
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昨年末に藤屋伸二先生の新著『ドラッカーの黒字戦略』が発刊されました。
「創客塾」で学んでいる中小零細企業の事例も多く載っているので、
自社の経営に応用できる点が多いと思います。
このコンセプトに到るまでを「創客塾」で発表してきましたが、
それをまとめて、数ページに渡って取り上げて頂きました。
「ストーリーとしての『さらに黒字』」という部分(193頁~)です。
昨年の振り返りが長くなりましたが、
一年間の成果をこうした形でまとめて頂けて、
本当にありがたく思っております。
藤屋先生、また、一緒に勉強させて頂いた塾生の皆様、
ありがとうございました。
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