前回からの続きです。
お客様がどのように自社の強みを評価してくださったかを知ると同時に、
別の問題が出てきました。
しかも、なかなかの数でした。
すべてを書くことは企業秘密として控えさせて頂きます(笑)。
その中でも、最も根幹的な問題は、
望んでいないお客様に必要以上のサービスをしようとし、
必要としているお客様に必要なサービスができず、
さらにお客様の潜在的なニーズに応え切れていないのではないか、
と、こう書くと致命的な疑問でした。
こうしたことを恥を忍んで書かせて頂くことにしたのは、
おそらく我々だけではないと考えるからです。
お客様の声を聴かせて頂くのは、正直言うと、最初は抵抗がありました。
自分が良かれと思うことを否定されるのが怖かったのだと思います。
しかし、自分のことを客観的に見るのは、やはり難しいし、
客観的な意見を聞かないと、自分の強みも弱みもわかりません。
経営は環境適応だと言われます。
昨年、孫子関連の本が売れたようですが、有名な一文、
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」というやつです。
こうして考えていくと、自社のサービスもお客様と一緒に作り上げていくものだし、
ビジネス=問題解決だというのも腑に落ちてきました。
さて、いかにお客様と向き合いきれていないか反省すると同時に、
スタッフとも向き合っていないのではないかと別の疑問に発展するのですが、
この話はまたの機会に。
(家庭でも同じことが起こってますね。笑)
そこから、ああでもない、こうでもないと考えて、結果としてまとまったのが、
「まず黒字!もっと黒字!ずっと黒字!」というコンセプトでした。
<つづく>
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