マーケティングとイノベーション。
「ドラッカーの伝道師」と呼ばれているドラッカー活用のスペシャリスト、
藤屋伸二先生が、「創客塾」の中で繰り返し説いているキーワード。
これらについて、最新の著書の中でこのように定義している。
社会や市場の状況を確認し、顧客ニーズを知り、競争相手の状況を知り、それに対応する仕組みがマーケティングです。そのマーケティングで知りえた情報から、最適な新しい商品やサービス、効率的な仕組みをつくり出すのがイノベーションです。
『ドラッカーの黒字化戦略』(62ページ)
まずは自らを取り囲むものを知ること。
今年勉強させて頂いた中で再認識したのは、まだまだ自社の内部から物を考え、
お客様についても、ノンカスタマーについても、競争相手についても、
ありのままを知ろうとしていなかったのではないかということだ。
誰かが買いたいものを売るのはでなく、
自分が売りたいものを売っているのではないか。
そんな自問が常に頭にあった。
さらに、自社のスタッフの幸せを祈りながら、
スタッフが本当に何を望んでいるかを知らずに、
自分が考える理想を押し付けていなかったか。
そんなことも頭にあった。
つまり、この一年で思い知ったのは、人のことを知らないということだ。
見ているつもりで見ていないし、聞いているつもりで聞いていないし、
思っているつもりで思っていないのではないか。
ありのままでなく自分というフィルターを通してみていたのではないか。
環境適応こそ生きていくための条件で、
そのためには環境を観なければならない。
自分を取り囲む万物が自然なら、人も自然だ。
つまり、自ずから然り。
にもかかわらず、自然を克服しようとしていなかっただろうか。
万物が自然だと思うと、色々なことが見えてくる。
さらに、自然と自分が一体に思えてくる。
来年も自然とのコラボレーションを通じて、
お互いに良い環境を作っていきたい。
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今年一年、大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い申し上げます。
年末年始も書くかもしれませんが、
仕事が今日までなので、ご挨拶させて頂きます。
ありがとうございました。
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