2014年12月24日水曜日

体は正直

どこかに書いた気がするが、先日、高崎商工会議所さんの取材を受けた。
来月、会報「商工たかさき」のヘルシーという健康に関するコラムに載せて頂くことになっている。


内容は「合気道」について。

以前、商工会議所の担当の方と合気道の話をしたことを覚えていてくださり、
今回、ご依頼いただいた。このような機会を頂き、ありがとうございます。

先日、原稿のゲラが届いた。
当日は、合気道やら陽明学やらマインドマップやら色々な話が飛び交い、
これがどんな原稿になるのだろうと心配していたが、
シンプルにまとめて頂き、さすがのプロの技を見せて頂いた。

その中で、こんな話をした。

自分が合気道に入門させて頂いて最初にショックを受けたのは、
年下の女性に頭を下げて教わることに体が拒否反応を示したということだ。

自分の下手さを知られたくないという気持ちもあったと思う。

今は全くそういう所がないかと言われれば、ゼロではない。
お恥ずかしい話だけど。
でも、ゼロではないことは自覚しているし、
こうして書いても何とも思わなくなったから、まだいいと思っている。

以来、道場の敷居を跨ぎ、道着を着たら、
外界のことを捨てるように心がけている。

知らず知らず、「税理士」とか「先生」とか、
そういう名前=記号に縛られていたと、体で感じた瞬間だった。

この体が感じる違和感を無視すると、見たくない現実から目を反らすことになる。
今年の年末はご迷惑をおかけしたり、目を反らしたくなることが多かったが、
最後は笑って終われるよう、あと数日、心と体の声を聴きながら過ごしたい。

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