2017年10月20日金曜日

経営支援セミナー2017のお知らせ

本年も恒例の事務所主催の「経営支援セミナー」を開催いたします。

今年は直球ど真ん中で「会計」がテーマです。

今まで変化球ばかり投げていたから、
という訳でなく、これからの経営環境を考えると、
今改めて基本が大事かな、という現状認識からです。


私の演題は、
「ずっと黒字の会社だけが知っている『会社にお金が残る会計のハナシ』」と、
何だかどこかで聞いたようなタイトルの寄せ集めのようですが、
経営に役立つ数字の「使い方」についてお話ししようと考えています。

決算書の「読み方」と言うと表面的になりがちですが、
今回は「使い方」や「考え方」にフォーカスします。

我々は評論家や投資家でなく、実務家ですからね。

一歩踏み込んで、一緒に数字をいじったりしながら、
理解を深めて頂けるような内容にしたいと思っています。

終了後の「ちょっと早めの忘年会」も併せて、
スタッフ一同、ご参加をお待ちしております!

 

2017年8月9日水曜日

嬉しい節税対策

昨日、あるお客様と半期の業績検討会をした。

ここ数期、過去において大きな売上を占めていた顧客の環境変化により、
この会社も大きな影響を受けたが、生産性を徹底的に考えることで乗り切った。

そして、当期は新たな売上による利益が見込まれ、
「節税対策」という話が出たのだった。

ドラッカーは「現在と将来のバランス」の重要性を説く。

つまり、将来の利益を得るためには、
現在の利益の中から将来へのヒトモノカネといった投資を行わねば実現されない。

逆に、将来への投資ばかりして、現在の売上をあげねば、
会社は倒産してしまいかねない。

このような相反する要素を同時に経営しなければならない。

そして、「節税対策」の話に戻る。

ここ数期、限られた利益のなかで、利益を生むためにモノへの投資はしてきたが、
私が感じたのは、ヒトへの投資がなかったのではないか、ということだ。

この会社では、これから5~10年で、経営者の交代がテーマだ。
今回、承継計画の策定と計画に基づいた教育にお金を使うことを提案した。
(それだけではないが。)

この会社では、ここ数期は現在の売上をあげ、
現在の利益をあげることに取り組まざるを得なかった。
いわば「まず黒字」の状態だった。

ここから改めて、3年、5年後、10年後をにらんで、
「ずっと黒字」への手を打っていく。

ドラッカーの言葉を借りると、
「目標を達成したときは、お祝いをするときではなく、次の準備に入るとき」なのだ。

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