2018年1月19日金曜日

だんだん難しく感じるということ~ニッチ戦略塾のご報告①

今月も17日にニッチ戦略塾を開催しました。

今回はレギュラーメンバーに加え、
Facebook等を見て頂き、2名の見学者の方にもご参加いただきました。
ありがとうございました。

勉強会は次のような流れで進めます。

前回の振り返り→前回の課題の発表・意見交換→今回のテーマ

課題に取り組むことで、講義内容を自社に当てはめてアウトプットできます。
さらに、それを発表することで、他業界の経営者から質問やアドバイスをもらえます。
これがこの塾の大きな魅力のひとつだと思っています。

私自身も経営者として東京で開催されている同じ内容の塾に参加していますが、
毎回、課題には苦労しています。

ここ数ヶ月は、何度目かの物の観え方の変化が起こっている気がしていて、
本当に今まで何をやっていたんだと半ば自己嫌悪になりつつ、
あーでもない、こーでもないと産みの苦しみを味わっています(笑)。

そんな過程を通じ、ようやく4月からの新事業年度に向けての計画が整って来ました。

私自身がこの塾に塾生として参加して数年になりますが、
その間にたくさんの素晴らしい経営者の方にお会いしました。

その方々も、一朝一夕にそうなった訳では無く、
常に考えながら進化しているのだと感じさせて頂きました。

そして、だったら自分にもできるのではないか、と勇気を頂きました。

先日の高崎塾で、1年弱通ってくださっているNさんが、
「だんだん内容が難しくなっている気がします。」と仰っていて、
それはNさんの中で、次の一歩の前触れだと確信しているので、
とても嬉しく感じました。

この塾の目的は、塾生の方に徹底的に考えて頂くことなので、
ここで逃げずに向き合うことで、絶対に大きな前進になると信じています!

Nさんは、東京に行くより近いということで、
毎月、新潟から参加してくださっている熱心な塾生さんで、
他の塾生さんも私自身も良い刺激を頂いています。

2018年1月16日火曜日

儲かる仕組みを単純にするには?

さて、昨日の記事の続きです。(本日もありがとうございます!)

会社の存続に必要な利益が出せないなら、
役員報酬を減額することもやむなしなので、
そうならないよう、継続的に利益を出すために、
ニッチ戦略をお勧めしました。

では、なぜ「ニッチ戦略」が利益につながるのか?
について改めて考えてみたいと思います。

もう一度、ニッチ戦略の定義から考えてみます。

中小企業が継続的に儲かるために、
・大企業には規模が小さすぎて魅力がない。
・中小企業は、非常識 or 面倒くさくて追随する気になれない。
しかし、確実にニーズやウォンツが存在するが
手つかずの市場で事業を展開すること。

だから、他社と戦うことなく負けない経営を行うことができます。

















① 競争相手がいなくなる
例えば、大手のパン屋はやらないような、
「手作り」「焼きたて」「県内産食材」「カレーパン」といったように、
市場を競争相手がいなくなるまで絞り込むのがニッチ戦略です。

② 高収益が実現できる
「こんなカレーパンを食べたい!」という
ニーズやウォンツが存在するのに競合はいないから高収益になります。

③ 儲かる仕組みが単純になる
「これだけやる」ということが明確だから、ビジネスがシンプルな仕組みになります。
当然、余計な費用が減るので、利益が残ります。

④ 社員教育が単純になる
同様にやることが絞られているので、社員教育も単純になり、
戦略になるまでの時間とお金が省けます。

いかがでしょうか?
ヒトモノカネといった経営資源が限られている中小企業には最適ですよね。

「やること」を決めることは、「やらないこと」を決めることになります。

「やらないこと」を決めると言えば、
ドラッカーも紹介しているGEの事例をご紹介して終わりにします。(引用です。)

GEのジャック・ウェルチは二〇年前、自分がCEOに指名されたら、すぐにしようと思っていたことが一つだけあったという。それがドラッカーに会うことだった。ドラッカーは「お宅ではいろいろな事業をやっているが、もしやっていなかったら今から始めるつもりのものばかりなのか」と聞いたという。この二人の会話から合作で生まれた戦略が、あの有名な一位二位戦略だった。GEは、世界で一位二位でない事業、一位二位になれそうにもない事業からは一切手を引いた。

本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ニッチ戦略塾【高崎】
平成29年1月の勉強会は「こちら」
塾のご案内は「こちら」

経営計画と月次決算で「ずっと黒字」にナビゲート
ももとせマネジメント税理士法人

2018年1月15日月曜日

数値計画は何から決める?

先日、利益っていくら出せばいいの?という記事を書きましたが、
単年度予算を立てる際は、利益から決めると言われます。

(以下、このような考え方が絶対という訳では無く、
一般的な話として書きます。)

なぜなら、繰り返しになりますが、
利益は自らの将来のリスクをカバーし、
事業を継続していくために必要だからです。

存続のために必要な利益を決めたら、次はどうしましょう?

こんな図が参考になります。













例えば、必要利益は1,000円だとしましょう。

この会社は人件費以外の経費で3,000円かかります。

次に人件費は当期4,000円でしたが、
来期は5,000円になりそうです。
(内訳は役員報酬2,000円、給与3,000円。)

ここで一つポイント。
この図でいうと「戦略費」とありますが、
必ず戦略的な予備費を入れてください。
今回は1,000円入れておきます。

ここまでを合計すると、
利益1,000円+経費3,000円+人件費5,000円+予備費1,000円=10,000円
です。

この10,000円を粗利(売上△原価)で賄いますが、
30,000円の売上、20,000円の原価だったとしましょう。

30,000円の売上をあげるには、
誰に、何を、どのくらい売れば良いか計画します。

保守的に考えて、粗利で10,000円は無理だという場合、
シビアですが役員報酬を減らすしかありません。
それより先に、存続に必要な利益や人件費を減らす訳にはいきません。

役員報酬が最初にありきではない、ということで!

役員報酬を減らさないで済むように、
利益を伴う売上をつくる勉強をしています!
(ちょっと強引ですね。笑)

ニッチ戦略塾【高崎】
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経営計画と月次決算で「ずっと黒字」にナビゲート
ももとせマネジメント税理士法人

2018年1月11日木曜日

チャンスを探すには?


戦略の三要素は、

市場(誰に)
商品(何を)
流通経路(どのように)

です。

例えば、こんにゃくを扱っている企業が、
「誰に」を食卓を担う主婦から健康を気にする女性に変えたら、
「何を」は食品としてのこんにゃくから例えばこんにゃくサプリやゼリーに、
「どのように」もスーパーからドラッグストアに変わったりします。

こんな視点で自社についても考えたら、
新たなチャンスが見つけられるのではないでしょうか?

そんな勉強会のご案内です!
(上の動画は今回のテーマの予告です。)

日 時 : 平成30年1月17日(水)午前9時~12時
会 場 : ももとせマネジメント税理士法人セミナールーム
       高崎市緑町一丁目7番地7

会 費 : 10,800円(税込)、ただし初回見学は無料です!
お問い合わせ・お申し込み:
ももとせマネジメント税理士法人(担当:安藤)
電 話 027-387-0606
email info@momotose.biz
H  P     http://www.momotose.biz/
Facebook https://www.facebook.com/momotose.zeirishi/

2018年1月10日水曜日

いくらくらいの黒字を目指すべきか?

昨日の続きです。

果たして、1円でも黒字なら良いのでしょうか。

利益は企業存続・発展の条件だとすれば、
どのくらい利益をあげれば、
企業の存続・発展に資することができるのでしょうか。

この点について、ドラッカーはこのように説いています。

企業には最低限あげるべき利益というものがある。
それは自らの将来のリスクをカバーし、
事業を継続していくために必要とされる利益である。

企業の状況によって、絶対的な正解はないから、
何らかの基準に従って考えなければなりません。

例えば、以下のような基準が用いられたりします。
(これらがすべてではありません。あくまで考え方の一部です。)

(1) 要返済額から考える
例えば、年間100万円を返済しなければならない企業があったとします。
この返済原資は何でしょうか?もちろん利益です。

では、100万円を利益から返済するには、
いったいいくら利益を出さねばならないか。

税引後の利益を100万円、仮に税率50%とすると、
税引前の利益で200万円必要です。

しかし、これでは、将来の費用に充てるべき内部留保は残りません。

もちろん、減価償却費があったりすると計算が変わってきますが、
今回は話をシンプルにするのに、考慮しません。

(2) 一人当たり経常利益
この本にこんな話が出ていました。
(制度が変わったので、現在では使えない部分もありますが、
考え方などは参考になってオススメです。)












社員一人当たりの経常利益が、
5万円だと、4200円の昇給で赤字に転落、
15万円だと、みんなにパソコンで赤字コース、
50万円だと、みんなでヨーロッパで赤字コース、
100万円だと、ちょっとつかいきれないかもコース。

昇給したら赤字、パソコン1台ずつ買ったら赤字、
というのは、やはり厳しいですね。

ちなみにこの本では、
一人当たり経常利益は200万円を目指すべきとしています。

中小企業経営は常にリスクにさらされているから、
事業継続に内部留保は欠かせませんが、
なかなかのハードルです。

(3) 売上高経常利益率
利益は自社の仕事ぶりを図る物差しでもあります。

商品・サービスが独自化または差別化されていて、
自社が望む価格で顧客が喜んで購入してくれれば付加価値が向上します。
さらに、市場を絞ることにより、生産性もアップして、費用が低くなります。
そうすると、売上高に占める経常利益率が高くなります。

業種にもよりますが、5%超、10%超となれば、
差別化・独自化の一つの目安になるでしょう。

以前、素晴らしい先輩経営者から、
「当社は売上高経常利益率5%以下は赤字。」
というお話を聞いて、驚いたことがありました。

そのような基準を持ち、自らにハードルを課す姿勢は、
本当に尊敬できますね。

2018年1月9日火曜日

なぜ「黒字」が必要か?

当法人は「まず黒字!もっと黒字!ずっと黒字!」をキャッチフレーズに、
企業の状況に応じた黒字のステージアップをお手伝いしております。

具体的には、「経営計画×会計×ニッチ戦略」を活用して、
ずっと黒字の永続企業づくりをサポートすることを目指しております。 

余談ですが、お客様へのお年賀には「黒字」のボールペンをお渡ししたり、
事務所のキャラクターは「黒字」の招き猫「ももちゃん」だったり、
そんな所まで黒字にこだわっております(笑)。













なぜ、お客様にも、くどいくらい「黒字」を意識して頂いているのでしょうか。

それは、利益が企業存続・発展の条件だからです。

ドラッカーは、利益は目的ではないし、動機でもないと言います。
利益がなければ、コストを賄うことも、リスクに備えることもできません。

つまり、目的ではなく結果であり、かつ、将来の費用なのです。

そして、その役割は、自社の仕事ぶりを図る物差しでもあり、
将来のリスクに備えるための蓄えでもあり、
投資の原資でもあり、資金導入のための誘い水でもあります。

そう考えると、黒字にこだわる理由が分かって頂けると思います。

 さて、では具体的にどのくらい利益を出せばいいのでしょうか。
もちろん1円でも黒字は黒字ですが、それでいいのでしょうか。

次はそんなお話をしてみたいと思います。

経営計画と月次決算で「ずっと黒字」にナビゲートする
ももとせマネジメント税理士法人

2018年1月8日月曜日

理想の企業像はありますか?

経営計画がなぜ必要か、と聞かれることがあります。
そんな時は、この図を書いて、お話しします。


















(この図は「ニッチ戦略塾」で実際に使っているスライドです。)

皆さんは、理想の企業像をお持ちですか?

経営者の3大悩みは、

・売上
・資金
・人

だと言われたりしますが、
どれにも困らない状況は理想ですよね。

そんなのありえないとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
同時に、理想企業像がないということもありえないと思います。

そして、理想があれば必ず現実との間にギャップあるはずです

そのギャップを埋めるのが戦略であり、
中小企業に最適なのが「ニッチ戦略」です。
(ニッチ戦略の定義については、こちらの記事をごらんください!)

このギャップを把握して、理想に向けて、
他社と戦わない戦略(まさに「戦」いを「略」すですね)を策定し、
アクションプランをつくり、具体的に行動して、会計で検証します。
これが、いわゆるPDCAサイクルです。

そして、理想から逆算しないと過去と同じ行動を採り続けることになり、
過去と同じ結果になることになります。

つまり、現在の行動と明日の現実を変えるために経営計画は必要なのです。

現在、税理士さんをはじめとする専門家のサポートを受け、
簡単な経営計画を策定すると、補助金が出る制度もあるので、
こちらをご利用してチャレンジするのも良いかもしれませんよ。
【早期経営改善計画】

その前提として、ニッチ戦略を学んで、じっくり作ってみたい方は是非。
【ニッチ戦略塾高崎】

本日もお付き合い頂き、ありがとうございました!

「経営計画」と「月次決算」で「ずっと黒字」の永続企業をつくる
ももとせマネジメント税理士法人