2014年12月22日月曜日

弱みは強みかもしれないし、脅威は機会かもしれない。

ドラッカーの話で、このようなものがある。

「コップに半分入っている」と「コップが半分空である」とは、量的には同じである。だが、意味はまったく違う。「半分入っている」から「半分空である」に認識を変えるとき、大きなイノベーションの機会が生まれる。

月に一回、「藤屋伸二の創客塾」という勉強会に通っている。
月替わりのテーマの解説があり、それに則った宿題が出て、
その次の会で発表し合うことになっている。

今回のお題は「マイナス要因をプラスに変える~新しい売上を上げるヒント」。

講義の中で、「その脅威はほんとうに脅威か」という話があり、
北風と太陽の話の続きという作り話があった。



題して、「北風のリターンマッチ」。
一戦目は上着を脱がせる勝負で太陽が勝ったが、リターンマッチは着せる勝負。

当然、北風の勝ち。

SWOT分析というものがある。
自社の内部的な強み(Strength)と弱み(Weekness)、
外部的な機会(Opportunity)と脅威(Threat)から企業戦略を考える。

先ほどの話のように、弱みが強みになる、
または脅威が機会になるフィールドがあるから、
弱みは強みでもあり、脅威は機会でもある。

ただ、自分が弱みや脅威と見ているだけ。

我々は一般的に脅威だと言われていることを盲目的に脅威だと思い込んでいるが、
人も脅威だと思っていればこそ、自社にとっては機会になる可能性があるはずだ。

自社内ではできていないと思っていても、
他と比べたら意外と評価されていることも多い。

自分で色を付けて、固定的に物事を見ていることが多い。

でも、逆に、自分だけにチャンスが来ていると思ったら、
勘違いということもあるから注意しよう…(笑)。

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