2014年12月1日月曜日

「中小企業の戦わない経営」というテーマにした理由【経営支援セミナー2014スピンオフ】①

11月21日(金)、毎年恒例の事務所主催「経営支援セミナー」を開催させて頂きました。
 
今年もたくさんの皆様にセミナーにご参加いただき、
終了後の「ちょっと早い忘年会」も併せて賑やかな場にして頂きました。
 
参加者同士で盛り上がり、本当に暖かい場にして頂き、
主催者としては、これほど嬉しいことはありません。
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
年に一度、お客様にお集まり頂いて、懇親をさせて頂きたいということもあり、
来年以降も開催させて頂きたいと存じます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
 
今日から数日、「経営支援セミナー2014」を振り返った話を書かせて頂きます。
題して、「経営支援セミナー2014スピンオフ」。
 
経営支援セミナーは、もともとTKC全国会の取り組みで、
10月~12月頃に全国の各会計事務所で、
同じテーマのセミナーを開催するということで始まりました。
 
今年から全国会の取り組みから外れ、開催は各事務所の任意になりました。
(今までも開催しない事務所は多かったのですが。)
 
我々の事務所は、この取り組みが始まった当初から開催してきましたが、
お客様の声を伺いながら徐々に形を変え、ほぼ独自の内容になっていました。
 
とは言え、何のお題もなくなったのは今回が初ということで、
実は結構プレッシャーでした(笑)。
 
そんな中、テーマを決めるのに悩みましたが、
ど真ん中直球、「中小企業の戦わない経営~百年企業に向けて」
という私が訴えていきたいテーマに決めました。
(本当は冒頭に「地方の」を付けたかったのですが、長くなるから止めました。)
 
なぜこのテーマにしたのか。
 
それは一度、ビジネスの「二元論」的な文脈を疑ってみたかったからです
 
つまり、同業者はライバル、お客様と会社の利益は反する、労使の利益は対立する、
などなど、そういう前提で経営をしていないか。
 
人口減を端緒とした外部環境の変化は言われて久しいですが、
その時と同じ文脈で経営を語っていないかという疑問の提起でした。
 
二元論でなく一元論。
ゼロサムでなくプラスサム。
戦いでなくコミュニケーション。
短期的な利益でなく長期的な利益。
 
そういう話をしたかったのです。

さらに、自分の話したい話とお客様が聴きたい話を両立し、
「そんな甘い話でいいのか?」と言われないようににするため、
身近で、かつ、強力な実践者にお話し頂きたいと考え、
今回はゲストスピーカーを迎えることにしました。
 
そして、頭に浮かんだのは、小学校からの友人である「彼」でした。
 
<つづく>

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