お客様の忘年会があり、伊香保に宿泊した。
朝、外を見ると、あまりに遠くの山がきれいだったこともあり、散歩に出た。
近くの道を上ってみた。
なかなか山を見渡せる場所がない。
これはきりがないと思い、あきらめて、
来た道とは違う道を遠回りして下ってみた。
すると、下り坂の途中で、遠くの山までの視界を遮るものがない場所を見つけた。
思わず笑みがこぼれた。
これって生きることとも通ずるかもしれないと思ったのだ。
上ること、前に進むこと、成長することが善だという前提に立っていないか。
いつの間にかそれを疑うこともないのではないか。
自分の足で歩き、景色を見て、風を感じて気づくこともある。
下るからこそ見える景色があるのかもしれない。
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